琉球のモノづくり やまあい工房

琉球のモノづくり|琉球帆布

高度な本染めの技術がシンプルなバッグに生きる。

琉球帆布「琉球藍染おでかけバッグ」
9,870円(沖縄の風 TEL/098-975-6666)

上山弘子さん(やまあい工房)

染織家。名護市のオーシッタイと呼ばれる山間に工房を構え、藍草の栽培から染付までを一貫して手掛けています。上山さんの染めたものは「美ら藍(ちゅらえー)」と称され、手染めならではの独特の風合いが全国的にも高い評価を受けています。恒例となった東京「日本橋丸善」の展示会では毎年、多くの美ら藍ファンが足を運んでいます。

紅型と並ぶ、沖縄の伝統的染色技法「藍型」

古くから沖縄ではその換金性の高さもあって、藍の栽培が盛んでした。戦後の化学染料の普及によって、藍の栽培農家はほとんど姿を消しましたが、上山さんが主宰する「やまあい工房」では今も無農薬有機栽培で藍草を育て、谷底を流れるきれいな水を使ってさまざまな生地を染めています。何度も染めをくり返して生まれる”琉球ブルー”は、一度でも奥深くやさしい色合いを知ると誰もがその魅力にとりつかれてしまいます。琉球帆布ではそうして染められた貴重な生地を使ってシンプルなバッグを作っています。大量生産はできませんし、安価なものではありませんが、化学染料では決して表現できない”自然から生まれる色”のバッグは時を経るたびに美しさが深まる逸品です。

琉球藍染のがま口 3,360円
琉球帆布の織りネームもやまあい工房で染めたもの。

清らかな水で育てられる藍草。八重山や内地とは異なり、キツネノマゴ科のものを使います。

染めの作業中は一瞬たりとも気が抜けません。気温の差による温度管理も大切です。

美しく染まった生地を琉球帆布の工房でていねいに縫い合わせていきます。