エキスパートに聞くこれがリアルの沖縄移住だ!沖縄暮らしのAtoZ

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あなたはどんな生活スタイル?
どんな暮らし方をするのか考えましょう

【Q】きれいな海さえあれば多少不便でもいいのですが

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恩納村などの東海岸は夕日もきれい。夕日見たさに移住する人もいるほどです

A 本島なら恩納村以北の東海岸がおすすめ。
そういう海好きには、 恩納村以北の西海岸がよいでしょう。恩納村は 沖縄リゾートの中心ですから、海はもちろんきれい。東シナ海に沈む夕日もロマンチックです。ダイビングその他、マリンスポーツ関係の仕事をしたい人や、海人(ウミンチュ=漁師)になりたい人はこのあたりがいいかも。ただし、観光客のあまりの多さにうんざりするかもしれません。
大型のホテルが建ち並びますが、ショッピングセンターや病院などはあまりないので、車は必需品になります。買い出しは隣のうるま市や沖縄市などでやることになるでしょう。

【Q】とはいえ生活は便利な方がいいんですけど

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那覇市中心部に住めば、仕事、学校、娯楽まで日常生活のあらゆるシーンが徒歩圏内で完結できます

A ならば那覇かその近郊がよいでしょう。
南国暮らしといえど、仕事、買い物、娯楽、医療など、日常生活を考えると、やはり便利な場所に住みたいという方には、那覇市とその近郊をおすすめします。生活の利便性は東京などの大都市とあまり変わりません。というより、さまざまな店、病院、役所、学校、会社などが狭い範囲に集まっているため、東京より便利かもしれません。
また、便利が基本だけどリゾートテイストも楽しみたいという方には、宜野湾市の海岸近くがおすすめです。那覇の中心部まで車で20分ほどなのに、きれいな海とビーチが広がり、ダイビング、海水浴、釣り、散歩と、マリンレジャーが堪能できます。しかもまわりには大型ショッピングセンター、病院、学校、飲食店などがたくさんあり、暮らしの利便性に問題ありません。このあたりは都市型リゾートとも呼ばれています。

【Q】沖縄で田舎暮らしがしたいのですが

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離島は本島よりさらに海がきれいです。特に波照間島の海の美しさは次元が違います

A 名護以北か離島ですね。
「人混みはイヤだ、誰もいないところで大自然に抱かれて暮らしたい」という方には名護市以北がおすすめ。このあたりはやんぱると呼ばれる人口の少ない地域で、それだけに手つかずの豊かな自然が残っています。具体的には名護市の東部と北部、本部町、今帰仁村、大宜味村、東村、国頭村です。海はもちろんきれいだし、本部町の美ら海水族館、今帰仁村の古宇利大橋などの観光地を除くと観光客も少なく、多種多様な動物を育む原始の森が広がっています。自給自足は無理としても、畑を耕したり、豚や鶏を飼ったり、魚を捕ったりしてネイチャーライフを送ることも可能です。
あるいは、思いきって離島に住むという選択肢もあります。沖縄には有人島が49あり、本島および本島と橋などでつながった島を除いた離島が39あります。表現は変ですが、沖縄は離島の宝庫であり、それぞれに魅力があります。田舎暮らしの究極は離島暮らしといってもいいでしょう。

記事の著者紹介

よしだなおひと|沖縄暮らしのAtoZ

東京から1,600kmも離れた南の島。ネットなどのメディアから生活情報はいくらでも手に入るが、いろいろな人がいろいろなことを言っているため、かえって実態がわかりにくい面もある。沖縄在住で移住に関する著書も多いライ夕ーの吉田直人氏に質問をぶつけて、沖縄暮らしの「本当の姿」を教えてもらおう。

よしだなおひと
1962年、今帰仁村生まれ。
東京の出版社に勤務後フリーランスとなり、1994年に沖縄に戻る。
著書に「金なし、コネなし、沖縄暮らし!」 「豚の耳から離婚慰謝料まで値段でわかる沖縄庶民ライフ」「沖縄移住ガイド」(いずれもイカロス出版刊)等多数